2009年09月30日

政治活動費でキャバクラ 民主党の江田参院議長、川端文科相


 江田五月参院議長と、川端達夫文部科学相ら民主党の3議員の政治団体が平成15〜19年分の政治資金収支報告書に、女性従業員に接客させるキャバクラやクラブなどでの飲食代を政治活動費として計上していたことが30日、分かった。

 民主党出身で会派離脱中の江田氏の資金管理団体「全国江田五月会」は事務所役員とマスコミ関係者、後援者らとの懇談に東京都台東区のキャバクラなど11店を利用。5年間で計約240万円を支払ったという。江田氏の事務所は「これからもこのような店を使うか、事務所役員らと相談して決めたい」としている。

 川端氏が代表を務める「民主党滋賀県第1区総支部」と資金管理団体などがスナックなどを政治活動に利用していたことも判明。川端氏の事務所は「党からの寄付は当てていない。これから詳細を調べる」としている。

21.9.30 12:28

政治活動でキャバクラ利用 江田参院議長、川端文科相らの団体
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2009年09月17日

非記者クラブメディアを排除した鳩山首相初会見への落胆


 きょう(9月16日)、鳩山内閣が発足した。国会での首相指名投票、官邸への呼び込みを経て、現在、首相官邸で、鳩山首相が初の記者会見に臨んでいるはずだ。

 ――はずだ、と書いたのには理由がある。筆者はいま首相官邸の入口にいる。にもかかわらず、建物の中には入れない。衛視によって足止めを食らったまま、ワンセグの画面に見入っている。だが、そのバッテリーもいまや切れてしまった。

 果たして、鳩山首相はどんな言葉を発しているのだろう。おそらく後日には、首相官邸のHPでアップされるだろう。だがなによりこの歴史的な瞬間に、そして、いままでの取材の成果を得るこの時刻に、そうやって現場に立ち会えないことは悲しい限りだ。

記者クラブメディアだけがなぜ出席できるのか

 民主党はこの6年間、一貫して記者会見をオープンにしてきた。

 とりわけ、今年3月、「西松建設事件」で小沢一郎代表(当時)の公設秘書が逮捕された時、また、鳩山由紀夫代表が「故人献金問題」で追及された時でも、記者会見をすべてのメディアに開き続けてきたのだ。

 情報公開の観点から見て、国民の知る権利から言って、それは極めて妥当な姿勢だった。

 ところが、きょう、こうやって官邸の前で門前払いを食らい、佇んでいると、なにか昨日までのことが嘘のように思える。

 官邸前で、やはり門前払いを食らったジャーナリストの神保哲生は、この数年間、野党であった民主党の記者会見に足繁く通い、映像を撮り続けてきた。

 鳩山首相の就任会見はいわば、その集大成となる。だが、そのもっとも肝心の記者会見では、一秒たりとも映像を撮影することはできなかった。いったい何の報いだというのだろう

「僕たちは、総理大臣が来てもいい、というから来たんだよ。それなのに、別に悪いことをしているわけでもないのに、警備のところでずっと留め置かれて、まるで犯罪者のような扱いじゃないか。いったい何か悪いことをしたのか」

 これまで、野党の記者会見などほとんど無視していた記者クラブメディアの政治記者たちだが、なぜか彼らだけが参加できて、年中、民主党本部に通っていたフリーのジャーナリストたちが排除されてしまった、それが鳩山首相の初の記者会見である。

 これは、何かおかしくないだろうか。

「でも、いつもこの道路のところで止められていたんだけど、初めて玄関まで入ることができた。これは大進歩だ。距離にして20メートル。1メートルずつでも、会見場に近づいていくしかないな」

 神保は、こう自嘲するが、いわれのない差別はまさしく現代のアパルトヘイトだ。

小沢公設秘書問題でも民主党は週刊誌メディアに救われた

 雑誌記者だから暴れるわけでもなく、フリーランスだから凶器を持ち込むわけでもない。にもかかわらず、なぜ首相官邸はそうしたメディアの記者たちを排除し続けるのだろうか。

 こんな馬鹿げたことを行っているのは、もちろん先進国では日本だけである。いったい国民は、いつまで官邸と記者クラブの愚かな「取材ごっこ」を許すつもりだろうか。

 実は、筆者は官邸に入れる許可を事前に得ていた。だが、官邸入口で犯罪者のごとく扱われる神保たちの姿をみて、あまりの気の毒さに、一緒に出てきてしまったのだ。

 神保は、民主党の本『民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?』(ダイヤモンド社)を出版し、民主党の相対的な健全さを世に広めてきた「功労者」のひとりだ。その神保を締め出して、どの口で、情報公開に基づく自由な記者会見だ、というのか

 西松建設事件が明らかになった際、新聞、テレビなどの記者クラブメディアは、検察当局の情報にのみ拠って、小沢一郎とその公設秘書を「極悪犯」のごとく報じ続けた。

 そうした流れが変わったのは他でもない、民主党が開放し続けた記者会見、そこに参加していたフリーや雑誌の記者たちの報道によってである。

 一部の非記者クラブメディアのジャーナリストたちは、独自の取材と見解で、小沢よりもむしろ、検察当局の方にこそ疑義があるのはないか、とキャンペーンを張り続けたのだ。

 とりわけ、「週刊朝日」を筆頭とする週刊誌メディアは、検察の恣意的な捜査を問題視し、批判を続けた。

 その結果、小沢一郎への風当たりは確かに弱まったのである。

会見開放の小さな公約すら果たせず官僚政治打破などできるのか

 仮に、その時に、民主党が記者会見を開放していなかったら、決してそうした結果には至っていなかっただろう。

 確かにきょう、鳩山内閣は華々しくスタートした。だが、本当の敵は身近なところにいる。権力闘争のそうした要諦を忘れると必ずしっぺ返しを受けるだろう。

 記者会見のオープン化は確かに小さな約束だったかもしれない。

 だが、足元のそうした小さな公約すら果たせないような政権に、官僚政治の打破などという壮大な改革など、到底成し遂げることはできないのではないか。

 政権発足初日、さっそく公約違反をした鳩山内閣への率直な感想である。

平成21年09月17日

非記者クラブメディアを排除した鳩山首相初会見への落胆
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鳩山内閣早くも公約違反? 隠れた官僚支配の温床壊せず


 民主党の鳩山由紀夫代表は、記者でごった返す狭い民主党本部に設けられた「ついたて」前の会見から、ようやく開放された。

 鳩山代表は16日、首班指名選挙で選任され、第93代、60人目の首相となった。直ちに首相官邸に入り、組閣作業に着手。午後6時から首相として、そして官邸で、初めての記者会見に臨んだ。

 政権交代という積年の夢を果たし、官邸に「入城」し、首相として会見を行った鳩山代表は、会見場のエンジ色のカーテンを背に、こう第一声を発した。

 「総理に選出をいただいた瞬間に、日本の歴史が変わるという、身震いするような感激を感じ、一方では大変重い責任を負った。この国を本当の意味での国民主権の世の中に変えていかなければならない。そのためには、いわゆる脱官僚依存の政治というものを今こそ世の中に問うて、そしてそれを実践していかなければなりません」

 国民の期待を背負った鳩山首相、民主党政権は今後、「脱官僚」を旗印に、霞が関にメスを入れ、大なたを振るう。

 しかし、早くもこの記念すべき就任会見自体が「官僚支配の象徴」であり、「公約違反だ」と指摘する声が上がっている。

慣例に基づく取材規制に守られた“永田村”

 声の主は上杉隆氏。鳩山首相の弟、鳩山邦夫氏の公設秘書を務めた後、米紙「ニューヨーク・タイムズ」東京支局の記者となり、現在は「週刊文春」など雑誌メディアを中心に、フリージャーナリストとして筆を走らせる。

 首班指名が滞りなく終わり、閣僚の呼び込みが始まった頃、上杉氏は永田町でこう息巻いた。

 「鳩山代表、小沢一郎代表代行自ら、『民主党が政権を取ったら、会見はオープンにする』と、3度も約束した。にもかかわらず、最初の会見から果たされていない。事実上の公約を破り、国民の知る権利を侵害する行為で、極めて残念です」

 長年の「慣例」で、官邸や国会、省庁など永田町での会見は、新聞社と在京キー局などが加盟する「記者クラブ」が、各組織と共同で開催することになっている。

 首相官邸での取材活動であれば、「内閣記者会」、自民党本部であれば「平河クラブ」などと細分化されており、会見への参加は原則、それぞれの加盟社に限られる。

 だが、民主党本部だけは違った。

「今回は5人の記者にお入りいただこうと思っています」

 平成14年、当時幹事長だった岡田克也氏(外務大臣に就任)が、週刊誌やスポーツ紙、海外報道機関、フリージャーナリストなど広くに記者会見を開放し、以降「どなたでも参加いただけます」とのスタンスを貫いてきた。

 そのスタンスは民主党が政権を取ることが確実となった総選挙以降でも変わらない。投開票日の開票センターの会見や、連日、民主党本部で開かれた会見は、広く、国内外のメディアに開放された。

 しかし、場所が官邸に移った途端、事情が変わった。会見への参加が許されたのは、内閣記者会に加盟する各社の記者、海外メディアの記者10人程度、そして、日本雑誌記者会に加盟していて、国会記者証を持つ5人の雑誌記者である。上杉氏は、官邸の外にいた。

 断っておくが、この話は「大手メディアvs在野メディア」という対立構図で描こうとしているわけではない。「新政権vs官僚」という対立構図が、早くも透けて見えるのだ。

平成21年9月17日(木)

鳩山内閣早くも公約違反? 隠れた官僚支配の温床壊せず
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2009年09月16日

民主党と記者クラブが密約 首相会見出席は特例かつ限定的


 民主党・鳩山由紀夫代表の首相就任会見の出席要件をめぐって、民主党と首相官邸の記者クラブ「内閣記者会」とで会見解放を限定的かつ特例的にするとの密約があったことが16日、PJニュースの取材で明らかになった。

 また、16日午後開かれる首相官邸での首相就任会見のフリーランスや市民記者、ブロガーの出席はできないことが分かった。

 関係者によると、官房長官に就任した民主党・平野博文氏から内閣記者会へ首相就任会見についての出席要件の打診があったのが9月14日。その際、平野氏からは、外国特派員と雑誌・専門誌記者の出席認可要請があったものの、フリーランスやネットメディアの記者について言及はなかった。

 この結果、外国特派員と雑誌・専門誌記者に限って、記者クラブ員以外の記者の出席を認めることで15日、民主党と記者クラブの間で合意した。また、記者クラブ側は民主党側にこの措置が特例であることも伝えたという。

 首相就任会見出席の是非について、民主党の報道担当部署を受け持つ役員室は、密約後の16日午前の時点になっても、記者クラブ員以外の記者の出席についての是非はおろか、記者会見の日時や場所なども「まったくわからない」と、PJニュースの取材に対して回答していた。

 これについて、民主党関係者は「首相就任会見での混乱を最小限にとどめたいという幹部の意向があった。これからも記者・ジャーナリストなら誰にでも解放、というわけにはいかないと思う」と説明した。また、民主党役員室の報道担当はフリーランス記者や市民記者の首相官邸での記者会見出席について、「要望として承っておきます」とだけ答えた。

 民主党の記者クラブ対応について、内閣記者会に所属した経験のある大手新聞社のベテラン政治記者は「外国特派員と雑誌・専門誌記者を認めたのはある種のガス抜きでしょう。これまでうるさかった外国人や週刊誌記者の口をふさぐ意味もあります」との見解を示した。

 鳩山氏は今年5月の党代表就任会見で「政権を取って官邸に入った場合、記者クラブ制の中では批判はあるだろうが、当然どんな方にも入っていただくオープン性を高めていく必要がある」と公的機関での記者会見を記者クラブ員以外にも公開すると明言した。

 PJニュースの市民記者やブロガーの首相官邸での記者会見出席の可能性について、この記者は「まず考えられない。これは記者クラブや民主党の意識というより、政権を取った政治権力という立場からです。そんなことをしたら、権力がマスコミの情報操作もできなくなるし、すべてのジャーナリストを敵に回して、政権が転覆しかねない。記者クラブ解放は外国特派員や雑誌・専門誌記者といった『マスコミ』止まりで、それ以上は絶対にあり得ない」との見方を示した。

 また、民主党のいわゆる『記者クラブ解放宣言』について、この記者は「うるさい記者を取り込む、野党時代の民主党の戦略ですよ。政権を取ったら、手のひらを返したような態度になる。それが今回のPJニュースへの取材対応でも分かったはず。今回の民主党と記者クラブ間でのこそこそとしたやりとりだってその証拠ですよ。権力に『友愛』などあるわけないでしょ」と解説した。

 今後、記者クラブ員以外の記者・ジャーナリストの首相官邸で開かれる記者会見出席や記者クラブの出入りを認めることに関して、内閣記者会は16日、PJニュースの取材に対して、「まず、記者クラブの規約を改めなければならない。検討はしたいが、時間的な関係で難しい。首相官邸のセキュリティの問題もある」と回答した。

 官邸を始め、中央官庁や地方自治体、産業別に日本国内に記者クラブは数多く存在する。クラブの会員は大手新聞やテレビ局の社員記者に限定され、雑誌記者や外国人記者、フリー・ジャーナリストは原則、入会が認められない。官庁にある記者クラブの運営費の大半は、国民の税金から拠出されている。国民の知る権利の幅が拡がるには、まだまだ時間がかかるのかも知れない。【了】

平成21年09月16日13時52分

民主党と記者クラブが「密約」、首相会見出席は特例かつ限定的にと
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民主党が記者クラブ問題で取材拒否 記者クラブ解放は嘘


 民主党の報道担当部署を受け持つ役員室は16日、鳩山代表の首相就任会見へのフリーランス記者の出席について、PJニュースの取材に対して取材を拒否した。続報はこちら。

民主党と記者クラブが「密約」、首相会見出席は特例かつ限定的にと

 この役員室の長は、官房長官に内定している平野博文氏。15日付朝日新聞電子版の報道によると、平野氏は内閣記者会に対し、外国特派員、雑誌・専門紙誌の記者の首相就任会見への出席を認めるよう要請したという。この結果、16日午後に予定される就任会見にこれら記者20-25人が出席できる見込みだ。

 これに関連し、PJニュースが電話口に出た役員室の報道担当の女性にフリーランス記者や市民記者の会見出席への是非を問い合わせたところ、「要望として承っておきます」といい、いきなり電話を切った。

 再度、電話で問い合わせたが、数分待たされた揚げ句「報道担当は全員、緊急会議に入りました」との民主党受付担当から言い渡された。

 民主党の役員室部長代理は15日午後、PJニュースの首相就任記者会見についての電話取材に対して、「会見がいつどこで開くかも決まっていない。首相官邸で開く場合、記者クラブ員以外の出席を認めるかについても決まっていない」と回答した。

 平野室長が内閣記者会にこの時点で首相就任会見の外国特派員・雑誌記者の出席を要請していたことから、役員室の報道担当はPJニュースの取材に対してウソの回答をしていたことになる。

 鳩山氏は今年5月の党代表就任会見で「政権を取って官邸に入った場合、記者クラブ制の中では批判はあるだろうが、当然どんな方にも入っていただくオープン性を高めていく必要がある」と公的機関での記者会見を記者クラブ員以外にも公開すると明言した。

 鳩山氏の記者クラブのオープン性とは記者クラブ員以外のマスコミを指すのかも知れない。【了】

平成21年09月16日 11:04

民主党が「記者クラブ問題」で取材拒否、記者クラブ解放はウソか
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2009年09月05日

北朝鮮が朝鮮総連に民主党攻略指令


 北朝鮮が、日本の朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)に今夏、民主党の“攻略指令”を出していたことがわかった。北朝鮮は「鳩山新政権には期待している」(総連筋)といい、総連では日朝政治対話も視野に入れた民主党研究を始めたもようだ。民主党内には親北的なグループもあり旧自民党政権より対話路線のハードルが低い。新政権は対北政策の基本を早急に整備しておく必要がある。(久保田るり子)

■「労組を活用せよ」

 関係者によると、北朝鮮の朝鮮労働党で日本の朝鮮総連を担当する「225」と呼ばれる対外連絡部から、総連中央本部に「民主党攻略」についての指示があったのは7月上旬。政権交代に備えて「民主党の支援組織の労組に影響力を使え」としたうえで平成18年のミサイル発射で日本政府が発動した日朝間を往来する船舶、万景峰号入港禁止措置について「本国への往来を希望する在日朝鮮人の人権問題として禁止措置解除を働きかけろ」との内容だったという。

 この「指令」は総連の全国の地方支部にも伝達、徹底された。

 北朝鮮当局は今春、訪朝した総連幹部にも「万景峰号」制裁解除への努力を指令。自民党政権の敗退が確実になった7月、「民主党攻略」として具体的に通達された。また、総連では「人事や政策など民主党研究が始まっている」(総連筋)という。北朝鮮がどのような対日攻勢をかけてくるかはまだ、不透明だが、北朝鮮にとって民主党の「政治主導」は願ってもない日本の方向転換に違いない。「北朝鮮には『民主党は動かせる』という期待が強い。民主党政権で日朝交渉再開を働きかける可能性は高い」(同)。

 期待の背景は、旧日本社会党や総評など労組と総連、北朝鮮本国との歴史的な関係だ。連合(日本労働組合総連合会)傘下の自治労には北朝鮮と友好・交流を進めてきた地方の日朝議連のメンバーが、日教組の組合員には日本の代表的な親朝団体「主体思想研究会」の会員としての訪朝経験者もいる。また旧社会党系グループには訪朝経験者や総連からの政治献金を受けた議員が少なくないため、「日朝ルートを作りやすい」との認識があるようだ。

■民主党の対北政策 

 北朝鮮が「民主党に期待」するもうひとつの理由は同党の対北政策のあいまいさだ。

 鳩山由紀夫代表は先月下旬、民放の番組で対北政策について「対話と協調」と述べ、河村建夫官房長官が「国連の制裁措置は有効」と疑義を呈するなどの物議を醸した。鳩山氏は拉致問題について被害者の家族から「民主党内には親北的な人たちがいる」と不安を訴えられた場面で「確かにそういう人はいるが、拉致問題は私が体をはって解決したい」などと述べているが、同党には「核問題の6カ国協議で日本が拉致問題に固執しすぎるのはいかがなものか」と発言してきた幹部もいる。

 また鳩山氏は、今夏、韓国の野党元代表で“親北派”として知られる鄭東泳元統一相に「日本人拉致問題に関して意見を聞きたい」との親書を送っており、「鳩山氏の対北観はいまひとつハッキリしない」(北朝鮮ウオッチャー)

 一方、小沢一郎代表代行は平成2年、元自民党副総裁、金丸信訪朝団の直後に「北朝鮮からの名指し」で第18富士山丸の紅子船長らを迎えに行った。「小沢一郎氏は、いま北朝鮮権力中枢で後継体制責任者とみなされている金正日総書記の義弟、張成沢氏とも協議した。北朝鮮側からみれば交渉に足りる人物」(関係筋)との評価というが、その小沢氏は拉致問題に関して民主党支持者に「北朝鮮は何を言ってもきかない。『カネをいっぱい持って行って、何人か返してください』と言って解決するしかない」と語ったことが公になっている。こうした言動は「くみしやすい人物」との判断材料になっている可能性もある。

 北朝鮮がクリントン元米大統領訪朝を働きかけ米国人記者解放でみせた融和策、金大中氏弔問外交から反転させた対韓国の平和攻勢は、オバマ米政権との直接交渉を引き出す国際世論の緩和を狙った環境整備であるのは明らかだが、日朝接触は昨夏以来、断絶状態だけに現状への不満も日本側にあるのも事実。

 日本政府は「このところの変化は拘束者の帰国など現状を回復しただけでみせかけの柔軟路線だ」(外務省幹部)と冷静に分析しているが、一方では「日朝対話の再開は望ましい」(同)との立場だ。

 「民主党は、政権スタート後の早い時期に外交・安保政策で国民の目にみえる成果を欲するだろう」とみる専門家は少なくない。こうした土壌が北朝鮮の狙う国際世論緩和戦術の“利害”に利用されることを懸念する声が早くも聞かれる。

21/09/05 18:40

北、朝鮮総連に民主党攻略指令
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